もう、ご存知かも知れないですが、 2025 年度 より大学入試が新課程に切り替わります。

 

その結果、特に、国公立を受験する場合に大きな変化があることが予想されます。 端的に言えば、負担が増します。

 

特に数学の。

 

 

国公立を狙うのであれば、まず、共通テストを受けなければならないのはご存知でしょう。

 

 

 

現過程では、共通テストにおいて数学は「数学Ⅰ・数学A」「数学Ⅱ・数学B」です。

これが、新課程では「数学Ⅰ・数学 A」「数学Ⅱ・数学 B・数学 C」と変わります。

 

つまり、 数学 C が新たに加えられることになります。

 

                これは大きな負担増です。

 

また、新過程では、試験時間も変更されます。

現過程では、「数学Ⅰ・数学A」の試験時間が 70 分「数学Ⅱ・数学B」が 60 分なのです が、

新課程では「数学Ⅰ・数学 A」「数学Ⅱ・数学 B・数学 C」とも 70 分になります。

 

 

これは、難易度が増すことを意味します。

 

 

数学に関しては、今年の共通テストでも、“難しすぎる”と話題になり、多少の修正はなさ れるでしょうが、大学入試における数学が難化していく流れはかわらないだろうと思われ ます

(私立でも数学は難しくなったようです)。

 

もしかすると、これを読んでる保護者の方の中には ウチの子は数学は得意だから大丈夫。

定期テストは 90 点以下を取ったことはないし、通信簿もいつも5だったから と思われる方もいらっしゃるかもしれないですが、

 

中学数学と高校数学とでは難易度が違います。

 

中学では数学が得意だった子が、気を抜くと不得意になってしまうのが、高校数学なのです。 

それに加え、上位校にいけばいくほど授業の進度も早くなることが、高校で数学が出来なく

なる要因だと思います。 

 

現に、郡山高校の 2020 年度の進路状況を見ると、

 

国公立大学進学が 92 名・私立進学が 136 名となっています。 

 

郡山高校に進学する子のほとんどは、中学では数学が得意だったはずですよね。定期テスト 

で 90 点はコンスタントにとっていただろうし、通信簿も5、悪くても4だったんじゃない 

でしょうか? 

 

なのに、国公立進学者は半分以下。もちろん、私立進学者のなかには理系の子もいるだろう 

から、私立に進んだ 136 名全員が、高校になって、数学が苦手になったかは分からないで 

す。しかし、理系の国公立と私立の学費の差を考えると、136 名の私立進学者の半分以上 

は文系だと考えて間違いないでしょう。その子たちは、恐らくですが 

 

 

高校数学で振り落とされたんですよ。

 

 

現時点では、就職のことを考えると、下手に地方の国公立に行くよりも、関関同立に行くほ 

うが、いわゆる有名企業に就職するには有利だったりします。 

 

しかし、私立の学生の質はドンドン下がっているというのが、一般的な評価です。 

私立に関しては、その半数以上(56%)が指定校推薦や AO 入試で合格が決まりますから。

 

例えば、関西学院では、一般入試をへて入学する子たったの36%前後だそうです。 

 

今後私立の価値が暴落しないとは 

誰にも言えないのではないでしょうか?

 

中学数学が箸にも棒にもかからないというのであれば、国公立はあきらめて、指定校でもなんでも利用して、最初から私立上位を狙うのもアリだと思います。

 

しかし、中学で数学で5もしくは4を取っている子には、現時点では、国公立を狙えるチャ 

ンスがあります。ただ、そういう子でも、高校に入ったことに満足して、気を抜いてしまえ

ば、あっという間にそのチャンスを失います。(これまでも、そういう例をたくさん見てきました) 

 

だから、そういう子には、高1高2の間にしっかり勉強しておいて欲しいんです。 

スマッシュが、高1高2生対象に集団授業を開いた主な理由は、ここにあります。 

とここまで読んで、

 

『なるほど、数学に関しては、良くわかった。 

でも英語も開講するのはなんでなん?』 

 

と疑問を持たれる方もいるでしょう。 

これは大変言いにくいことなので、高校の先生には内緒にしておいて欲しいのですが、高校 によっては、英文法をちゃんと教えないところがあるんです(個別の授業をしていて気づいたのですが)。 

もちろん、その先進的な指導方法で伸びる子はいます。でも、それはある種の天性の語学的 

才能を必要とします。伸びてるのは 一 部ですね。 

だから、その高校に通っている子が 3 年になって来ると、本当に一から文法をやり直さな 

いといけない。大変です。 

その子たちも決して馬鹿ではないので、教えれば、分かります。 

この子らも、1 年から普通に英文法をやっていれば、 

3 年になって、こんな苦労をすることはないだろうに 

と毎年思います。 

私立文系であれば、試験科目に数学がない分、英語に時間がさけるので、関関同立程度であ 

れば間に合わないではないです。が、 

国公立は間に合わない。 

 

これが、今回、高1高2集団授業に英語を加えた理由です。 

内容としては、英文法をしっかり教えてもらいます。 

英文法は、最近、 

『英文法にこだわりすぎるから、いつまでたっても英語が話せるようにならないんだ』 

と、とかく評判が悪いです。もしかしたら、皆さんもそう思っているかもしれない。 

たしかに、重箱のすみをつつくような、マニアックな知識は必要ないとはわたしも思います。 

これまでの大学入試の問題にも、そういう問題があったことは否定しません。 

ですが、英語は外国語ですから、文法を学ぶことで、日本語との違いをしっかり知ることが、 

マスターへの近道です。英文法を無視してもできるのは、一部のほんの一部の才能のある子 

だけです。 

 

1年2年でしっかり英文法を身に付けていただければと思います。3年になれば、 

 

やってない子との間に、埋めることの出来ない大きな差を作れているでしょう。 

 

 


新高2集団授業

講座概要




数学

水曜 20:00~22:05 


数学担当講師

若林  講師

 

一見優しそうだが、意外と毒舌。妥協を許さない。

とことん生徒に考えさせる授業スタイルをとる。これは数学と言う科目が暗記科目ではなく、その場で考えて解かなければならないことに起因しているのだろう。

 

くらいついてくる生徒にはトコトン面倒を見てくれる。

この先生についていけば、本質的な数学の力を身につけることが出来るのは請け負ってもいい。

 

志高い方は、是非受けてほしい。

英語

月曜 20:30~21:50


英語担当講師

上杉  講師

 

上杉講師は、この春から来ていただくことになった、入試のスペシャリストです。講師暦20年の大ベテランで、これまで数々の難関大学合格者を輩出されてきました。

  

“丸暗記ではなく、できるだけ少ない知識で使える法則を作り上げたので、それさえマスターしてもらえれば、難関国公立の2次試験でも対応できます。数学の公式みたいなものですよ。“ と、さらりと仰っていました。まさに合格請負人のような先生です。

 

皆さんは本当にラッキーです。英語の成績爆上がりしますよ。 






各教科1回ずつ無料で体験して頂けます。

 

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